この記事では、ドコモhome5gでの中継器の設定方法などを紹介します。
おすすめの中継器や、home5gを中継器として使う場合のやり方などもそれぞれご案内します。
ドコモhome5Gと中継器を組み合わせれば、home5gから離れた部屋でも安定した通信速度でネットを楽しむことができるでしょう!
ただし、home5gに合った中継器や使用上の注意点などを理解しておかないと、中継器を使っても思ったほどの変化が得られないという可能性も…。
まずはドコモhome5gに使える中継器のタイプからお伝えしていきますので、最後までしっかり読んでhome5gでの快適な通信環境を手に入れてくださいね!
おすすめの中継をすぐに確認したい場合は以下のリンクをクリックし、ドコモhome5gでの中継器の設定方法を知りたい場合はこのまま記事を読み進めましょう。
ドコモhome5gは中継器に対応!中継器のタイプは?
タイプ | 対応可否 | 特徴 |
---|---|---|
コンセントタイプ | 〇 | 場所を取らずコンパクトだが設置場所が限られる |
据え置きタイプ | 〇 | コードがあるので設置場所を自由に選べる |
中継器は大きく分けると2種類に分類されます。
コンセントタイプ、据え置きタイプのそれぞれの特徴などを表にまとめました。
表を見れば分かる通り、ドコモhome5gはどちらのタイプの中継器にも対応しています。
コンセントタイプの中継器は設置場所が限られてしまいますが、据え置きタイプの中継器なら好きな場所に設置することができますよ!
高い位置に中継器を設置することで、障害物を避けて電波を遠くへ飛ばすことができます。
コンセントタイプと据え置きタイプのどちらにしようか迷ったら、据え置きタイプの中継器を選んでおきましょう!
もちろんコンセントタイプにもメリットはありますが、それぞれの違いや特徴などをしっかり把握した上で、目的に合った中継器を使うようにしてくださいね。
ドコモhome5gで中継器を設定する2つの方法
①:手動で設定する
②:WPS/AOSSボタンで設定する
ドコモhome5gで中継器を設定するのには、上記の通り2つの方法があります。
中継器がWPS/AOSSボタンに対応している場合は、手動の場合よりも簡単に中継器の設定ができます。
WPS/AOSSボタンに中継器が対応していない場合には、少し手間ですが手動で中継器の設定を行う必要があります。
まだ中継器を持っていないなら、WPS/AOSSボタンに対応している中継器を選ぶのがおすすめですよ!
WPS/AOSSボタンに対応していない中継器を使っている人のために、まずは手動で中継器を設定する方法からお伝えしていきますね。
①:手動で設定する方法
①:中継機の電源を入れ、パソコンやスマホでWi-Fi設定画面を開く
②:中継器の「初期設定SSID」を接続先リストから探して選択、必要に応じて「暗号キー(PASS、KEY)」を入力し接続
③:Webブラウザを起動、アドレス欄に管理画面にログインするためのIPアドレス(「192.XXX.X.XXX」など)を入力
④:管理画面にログイン、手動接続用のメニューを選択して親機のドコモhome5gを検索
⑤:ドコモhome5gのSSIDを選択、暗号キー(PASS、KEY)を入力して設定完了
ドコモhome5gと中継器を手動で設定する方法は、上記の通り5ステップです。
設定する際に、パソコンやスマホが必要になるので準備してください。
また、親機であるドコモhome5gと中継器それぞれの「初期設定SSID」「暗号キー(PASS、KEY)」は設定の際に利用するので確認しておきましょう。
なお、中継機のIPアドレスやユーザーID・パスワードについては、説明書などに記載されています。
ドコモhome5gと中継機が設定できたら、実際にインターネットに接続できるか試してみてくださいね。
②:WPS/AOSSボタンで設定する方法
①:ドコモhome5gのAOSSまたはWPSボタンをプッシュ
②:中継器のAOSSまたはWPSボタンをプッシュして設定完了
ドコモhome5gと中継機の接続は、AOSSやWPSボタンで設定することができます。
設定方法は上記の通り、それぞれのAOSSやWPSボタンをプッシュするだけ!
SSIDやKEYといった情報をそのまま引き継ぐため、手動接続のようなスマホやパソコン側での設定変更をする必要がありません。
なお、AOSSやWPSボタンを使って設定するためには、ドコモhome5gと中継器の両方にボタンがある必要があります。
ドコモhome5gにはボタンがあるため、中継機はボタンがあるものを用意するのがおすすめですよ。
ドコモhome5gで中継器を使う際の3つの注意点
注意点①:ドコモhome5gを移動させれば解決する可能性がある
注意点②:接続したい場所との中間地点に中継機を設置する
注意点③:範囲は広くなるが通信速度が遅い可能性がある
ドコモhome5gで中継機を使う際の注意点は上記の通りです。
そもそもドコモhome5gは、コンセントに挿すだけで使えるのがメリットです。
そのため、ドコモhome5gの設置場所を移動させるだけで、通信速度が改善することもありますよ!
中継機を使う際の注意点についてそれぞれ見ていきましょう。
注意点①:ドコモhome5gを移動させれば解決する可能性がある
ドコモhome5gはそもそもコンセントに挿すだけで使えます。
インターネットを利用する時間や場所によって、ドコモhome5g自体を移動することで、中継機を使わなくても通信速度が改善されることがあります。
例えば、1階のリビングに家族が集まる時間帯はリビングの窓際に設置し、日中は2階の自分の部屋に移動して使うといったことも可能!
しかし、いちいちドコモhome5g本体を移動して使うのが面倒な場合は、中継機の利用を強くおすすめします。
中継器を使えば、ドコモhome5gとの距離が離れていても快適に使えますよ。
注意点②:接続したい場所との中間地点に中継機を設置する
中継器の設置場所は、ドコモhome5gと使いたい場所の中間地点に設置しましょう!
例えば、一階のドコモhome5gから2階の部屋に電波を飛ばしたい際、廊下や階段に中継機を設置します。
また、利用状況や環境に応じて、電波の入りやすさも変化します。
スマホなどで実際にインターネットに繋げてみて、電波状況を確かめながら最適解の設置場所を見つけてみてくださいね。
注意点③:範囲は広くなるが通信速度が遅い可能性がある
ドコモhome5gに中継機を使うと、電波の使える範囲は広くなりますが、通信速度が遅くなる可能性があります。
というのも、ほとんどの中継器は、同じ周波数帯を親機と中継機の間で交互に切り替えて接続する「シングルバンド」を採用しています。
シングルバンドの場合、通信処理に倍の時間がかかり通信速度が半減するというデメリットがあります。
一方、一部の中継器では「デュアルバンド同時接続」に対応しており、2.4GHz帯と5GHz帯の電波を同時に使って通信を行えます。
デュアルバンド同時接続では、通信の切り替えがなくなるので、通信速度が半減することなく安定的に利用できます。
「デュアルバンド同時接続」対応の無線LAN中継器を選べば、使える範囲を広げつつ通信速度が遅くなるのを防げて快適に使えますよ!
ドコモhome5gにおすすめの中継器TOP3を厳選紹介!
①:バッファロー/WEX-1166DHPS
②:NEC/W1200EX-MS
③:TP-Link/RE650
ドコモhome5gと中継器を組み合わせることで、離れた部屋でも快適にネットが使えるようになると解説しました。
しかし、中継器は種類が多すぎてどれにするか決めきれない…、という方は多いのではないのでしょうか。
ドコモhome5gにおすすめの中継器の中でも、特におすすめな3つを厳選してご紹介します。
おすすめの中継器①:バッファロー/WEX-1166DHPS
WEX-1166DHPS | |
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メーカー | バッファロー |
価格 | 6,600円 |
配線方法 | コンセント直挿し |
最大通信速度 | 2.4GHz:300Mbps5GHz:866Mbps |
まずおすすめする中継器は、バッファローのWEX-1166DHPSです。
WEX-1166DHPSは、最新のWi-Fi規格に対応している、コンセント直挿しタイプの中継機です。
アンテナが内蔵されており、スリムでコンパクトなデザインが特徴的です。
無線の中継機だけでなく、有線LANポートを搭載しているので、有線機器を利用する場合に便利ですよ!
また、付加機能については最低限ですが、設定用のアプリで適切な設置位置を把握できるので初心者の方にぴったりです。
WEX-1166DHPSは、中継機設置のしやすさを重視する方におすすめですね。
おすすめの中継器②:NEC/W1200EX-MS
W1200EX-MS | |
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メーカー | NEC |
価格 | 3,773円 |
配線方法 | コンセント直挿し |
最大通信速度 | 2.4GHz:300Mbps5GHz:867Mbps |
続いておすすめする中継器は、NECのW1200EX-MSです。
W1200EX-MSは、アンテナが内蔵されている、コンセント直挿しタイプの中継機です。
本体底面にはLANポートを1つ搭載しており、有線機器を繋ぐ際に便利ですね。
また、特定の場所に電波を飛ばせる「ビームフォーミング機能」を搭載しており、機能的に充実しております。
設置場所をコンパクトにしたい方は、W1200EX-MSをチェックしてみましょう。
おすすめの中継器③:TP-Link/RE650
RE650 | |
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メーカー | TP-Link |
価格 | 7,632円 |
配線方法 | コンセント直挿し |
最大通信速度 | 2.4GHz:800Mbps5GHz:1,733Mbps |
最後におすすめする中継器は、TP-LinkのRE650です。
RE650は、繋がりやすさと使いやすさを兼ね備えた、コンセント直挿しタイプの中継機です。
4本の外部アンテナがついたデザインが特徴的で、特定の場所に電波を飛ばせるビームフォーミング機能を搭載しています。
また、複数の端末と接続した際の速度低下を防ぐMU-MIMO機能にも対応!
TP-Link社の中でも特に優れたパフォーマンスを誇るモデルですが、本体が大きくてコンセントを占領してしまうのがネック…。
コンセント直挿しタイプで高性能の中継機をお探しの方は、一度チェックしてみてくださいね。
ドコモhome5gを中継器として使う場合はLANケーブルの接続が必要
ドコモhome5gは、中継器として使うことができます。
ドコモhome5gにはアクセスポイントとして使える機能が搭載されており、ルーター親機とLANケーブルで接続することで中継器として使えます。
しかし、中継器モードの搭載がないので、無線で接続して使えないのがネック。
この記事内で紹介しているように、中間地点に設置するといったことができません。
ドコモhome5gを中継器として使う場合は、必ずLANケーブルの接続が必要になる点は注意しましょう。
ドコモhome5gで中継器を使う際の設定方法についてまとめ
・ドコモhome5gで中継器を組み合わせると使える範囲が広がる!
・中継器には2種類のタイプがある!
・WPS/AOSSボタン付きの中継器なら設定が簡単!
・ドコモhome5gと使う機器の中間地点に中継器を設置する!
・おすすめの中継器3選を紹介しました!
ドコモhome5gで中継器使う際の設置方法や注意点について、上記のような内容をまとめました。
中継器がWPS/AOSSボタン付きなら、ドコモhome5gと中継器のボタンをプッシュするだけで設定が簡単に行えますよ!
また、ネットを使う場所によって中継器の位置を工夫すれば電波の入りやすさも大きく変化する可能性もあります。
おすすめの中継器を紹介したので、選ぶ際の参考にしてくださいね。
ドコモhome5gと中継機を組み合わせれば離れた部屋でもネットを楽しめるので試してみましょう。
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